どーもー!お世話になっております!
講師の杉渕です!
今日は珍しく、頭から真面目な話をさせていただきます!
経営者の皆様や管理職の皆様のお話を聞かせていただくと、圧倒的に多いのが『部下はこんなこともできないんですよ!普通に生きてたらできますよね?』というお悩みです。
こちらのブログでも何度か「“普通”の感覚は人によって違う。全員、価値観·感覚は違うので“普通”という言葉で部下を指導·管理できません」というお話をさせていただきました。
「部下がこんなこともできないなんてあり得ない」というお悩みは、すぐに解決できるものではありません。同じトラブルが起きないために、ルール·役割などを明確に設定し、部下が成長するよう時間をかけてマネジメントする必要があります。
その際「部下のためにそんなに目線を落とさなきゃいけないの?」というお話になることがあります。
そうなんです!!!!!
それが大事なんです!!!!!
組織の中において経営者の皆様は上下関係では“上”になりますので『目線を落とす』または『目線を合わせる』ことが重要となります。
私が以前、ラーメンYouTuberとして活動していたときにラーメンイベントの主催者の方からこんなお話を聞かせていただきました。
「毎年毎年、券売機でトラブルが起きる。『買い方が分からない』『間違って違う券を買ってしまった』『買ったけど返金してほしい』など。お客様に分かるように看板を設置したり会場でメガホンで案内したりしてもこのトラブルが頻繁に起きる。正直、最初は“なんでこんな分かりやすく作ってんのに分かんないの?”と思っていたけど、不特定多数の人が集まるイベントだから“目線をもっともっと落として”10年かけて券売機をどんどんシンプルにしたり、案内をシンプルにしたらトラブルは激減した。本当に大変だった」
このように「なんでこんなことも分からないの?」は目線を落とすことによって解決の方向に向かいます。人の価値観や感覚は全員違いますので、“誰もが分かる”ような明確なルール·役割を設定する必要があるのです。
長くなってしまうため説明不足になってしまいますが、もし部下に対して「こんなことも分からないの?」と思うことがございましたら、1回『目線を落とす』を試していただき、解決の方向に向かってくだされば嬉しいです。
最後まで読んでいただき本当にありがとうございます!