太ってるのは親のせい?自分のせい?(自責意識と他責意識のお話)

太ってるのは親のせい?自分のせい?(自責意識と他責意識のお話)

どーもー!お世話になっております!

講師の杉渕です!

春ドラマのTBS「アンチヒーロー」最終回まで本当に楽しく拝見させていただきました。
(まだご覧になってない方で内容を知りたくない方はすぐ“戻る”ボタンを押してください!笑)

主人公がラストの法廷シーンでこんなことを言っていました。

「人は、人を裁くことが快感ですからね」

この言葉、個人的にもの凄く共感しました。

私も芸人活動を10年間やっていた過去があるので、ライブのアンケートで誹謗中傷されたり、SNSで炎上した経験もあります。仲の良い先輩芸人さんは殺害予告までされたのも見てきました。

私も含めて、人は誰かを批判したり、誰かのせいにすることが好きなんだと以前から感じていたので、ドラマのセリフが突き刺さったのだと思います。ただこの、誰かを批判すること、誰かのせいにすることって問題の解決には繋がらないのが事実なんです。

これが会社や組織の中で起こってしまうと…。

「なんだよ、ドラマの話だろ」と思う方もいらっしゃると思いますが、“誰かのせいにする”という他責意識は日常の中に無限に転がっています。組織のトップが他責思考だと問題は解決しません。

一方、「あれ?これ俺のせいかも」「これ私のせいだとしたら次からは〇〇にしよう」という自責意識は問題解決に向かうことができます。“自分批判”とまでは言いませんが、この他責意識を自責意識に変えていくことが、組織構造学の基盤の1つになります。

この自責意識は会社組織以外でも、あらゆる場面で適応することができます。社会人未経験の私ですら、身の回りの友人関係や家族関係などでこの自責を意識するようになり、問題を解決…とまでは言いませんが、全部“府に落とす”ことができるようになりました。

ただそれを理解していても私も人間なのですぐ誰かのせいにしてしまいます。「こんなに太っているのはDNAのせい」「母親が私1人に対して4人前の料理を作るせいだ」と親のせいにしてしまいます笑

ただ、その瞬間に自責意識を一瞬でも思い出すだけで「いやいや、4人前を食う俺が悪い」「食い切らずに冷凍保存しよう」と問題は解決の方向に向かうのです。しょうもない例えで申し訳ございません…。それぐらい身近に他責→自責のチャンスは転がっているのです。

ぜひ皆様も【他責→自責】を意識付けて組織や日常生活の中で起きた問題を“自分で府に落とす”機会を作ってみてください。その機会が増えてくださったら、とても嬉しいです。

最後まで読んでくださり本当にありがとうございます!

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